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  購入の手引き
1.まずはじめに
2.中古でもイイ?
 
 (消音ピアノの選び方)
3.消音Pリスト

消音ピアノを
  詳しく知りたい
 1.どんな仕組み?
 2.グランドピアノに
  取付できるの?

消音ピアノ(サイレントピアノ)が欲しいっ♪
( 2.中古ピアノでもイイ?〜消音ピアノの選び方〜
こちらは、これからピアノの購入をお考えのお客様で
消音機能付きのピアノをご検討されてらっしゃる方のための
ご案内です。
現在、ピアノを所有されていらっしゃり
ご自身のピアノに消音ユニットの『取り付け
をご検討されていらっしゃる方は
消音ピアノ取付のご案内
も、併せてご覧下さいませ。
1.まずはじめに考えたいこと
2.中古でもイイ?〜消音ピアノの選び方〜
3.どんなピアノがあるの?いくらするの?

2.『中古でもイイの?』 〜消音ピアノの選び方〜
ピアノを購入される場合、選択項目としては

(1)メーカー
(2)たて型かグランドか
(3)大きさ
(4)色
(5)新品か中古か

というものがあります。
(2)(3)(4) については ピアノ選びそのものに関わるお話ですから、
別のページで詳しくお伝えするとして、この章では、
消音ピアノのみについての選び方をお話しいたします。
まずはメーカーについて。
(ピアノではなく消音ユニットの製造メーカーの選択です)
やはり音やタッチに優れた商品を選びたいものですが、
それプラス重要なポイントがあります。
(ただし、ピアノ自身も「いい加減な造り」であれば
優れたユニットを取り付けてもその性能を100%
引き出せないため、有名ブランドを選ぶのが無難です)
音質的な面や電子ユニットの信頼性に関しては
各社とも一定のレベルになってきました。
あとは好みの問題ととれる部分もあります。
しかしながらタッチに関して言いますと、正直、これでは
アコースティックで弾いたときのタッチに影響が出そうな
ユニットも存在します。
そして一番のポイントは『アフターケアの体制』です。
消音ユニットは『電化製品』です。ところが取り付けや
調整・修理については電気屋さんでは行えません。
それを行うのはピアノ調律師です。

ところが、もし電気的な修理が必要となった場合、
今の電気製品は昔のようにハンダこてで どうこう
するようなモノではありませんから、メーカーの
バックアップが必須となってきます。
その点において、信頼できるシステムを確立している
メーカーのものでないと、お客様だけでなく、
私達も商品を取り扱う上で心配でなりません。


弊社がヤマハとコルグの消音ユニットをお薦めする
一番の理由は、その部分です。
ヤマハはメーカーサービスが充実しておりますし、
コルグについては、弊社自身が独自に循環パーツを
所有していますので、充実したアフターサービスを
ご提供することを可能としています。
(コルグが半導体不足で生産をいったん休止したため
現在はアフターサービスを安心して任せられる
ピアノサイレンサーを導入しております。)

保証期間内であれば、どこの商品も保証制度に
問題はありませんが、保証期間が過ぎた際に、
それはとても安心なサービスとなるはずです。

他社がすべてダメなわけではありません。ただ、
商品の品質や過去の実績、そして将来的な点に
おいて、弊社の管理システムと併合した場合、
上記3社をお薦めするのが、現時点では最善と
判断しております。

次に、表題の「中古でもイイの?」というお話ですが
ピアノ自体は、丁寧にオーバーホールが
施されたモノであれば(実際、しっかりと
これをしている会社がとても少ないのが
現状ではありますが…)、中古といえども
新品以上のパフォーマンスを期待すること
もできますが・・・
中古の消音ピアノには2通りあります。

1つは、中古のピアノに「新品」の消音ユニットを
取り付けたもの。

もう1つは、もともと消音ピアノとしてユーザーに
使われていたものが買い取られて
「中古の消音ピアノ」として市場に出てくるもの。
注意が必要なのは、後者です。
( たて型(アップライト)ピアノの場合 )
他商品の中古と違い、市場に流通している中古のピアノは
20〜30年モノが最も多い年式となります。この点について
驚かれるかもしれませんが、ピアノはそれだけしっかりとした
商品だということなのです。

ですから、5年〜10年モノということに
なれば、中古のピアノとしては非常に
新しい品ということになりますが

消音ユニットの部分に関して言えば、
それは『5年(10年)経過した中古の
電化製品』です。

やはり、ちょっと心配ですね。

また、過去の商品にはヤマハ純正の
サイレントピアノであっても性能的に
明らかに劣るものもあります。
ですから弊社では「これから頑張って使う」方には、
ピアノは中古でも、消音ユニットはなるべく新品を
お薦めしており、中古ユニットが付いたピアノは、
ユニット部分を値段にあまり反映させず、消音なし
のピアノとほぼ同価格で販売することが殆どです。

もちろん修理も可能ですし、修理不能となっても
ピアノはそのままにユニットのみの交換することも
できますが、安心してお使いいただくには、
ピアノは中古でもユニットは新品がベターですね。
ただし、
グランドピアノの消音ピアノは事情が違ってきます。
グランドピアノの場合は、ヤマハが新品に特注で
取り付けているユニットと他社の後付けユニットには
大きな違いがあります。
現状のグランドピアノ用の後付け消音ユニットは、
アコースティック演奏でのタッチに、少なからず
影響を与える構造です。
ヤマハの特注サイレントグランドピアノは、
ピアノアクションそのものの構造が違うため、唯一
アコースティック演奏への影響がありません。
グランドの演奏能力を100%享受したいので
あれば、ヤマハの新品からお選びになることを
お薦め…しておりましたが、

2009年、ようやくKORGが後付けの素晴らしい
製品を出してくれました。
カワイの新品も良くなりました。詳しくは別章
「グランドピアノに取付できるの?」を
ご覧下さいませ。

弊社では、
店頭展示のすべてのUPピアノに消音特注が可能です。
また、セット価格商品として、お求め易い商品も
ご用意させていただいております。

ぜひご来店の上、ご検討をお願いいたします。
次章では 具体的に消音ユニット付きピアノの種類やお値段などをご紹介します。
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( 3.どんなピアノがあるの?いくらするの?)