タカトク ウルトラ警備隊セット
ある日、Sp.ThanksのANDO氏から電話が入りました。
「三浦!えらいもん見ちゃったよ!きのう、10年ぶりで
ショップに行ったんだけどさ、『アレ』があったよ!!」

『アレ』というのが「コレ」。高徳商事のウルトラ警備隊
セットです。

「金があればプレゼントするんだけど、今、金欠だから
三浦、買って!」って…。買いましたよ。私も常に金なし
ですけど、コレは仕方ない…。

これって、そんなにレア物なの?というご質問に対する
答えはNO。まぁ死蔵品でなければ残り得ないセットで
ある、という点では「希少性」は高いでしょうが。
私が投資した最高金額の品になりましたが、ともかくも
貧乏な三浦がショップで買えたってことはレア品でない
証拠です。レア度うんぬんではなく、三浦とANDO氏に
とっては非常に想い出深い、憧れの商品だったのです。

で、ページのイラストはそのままに、宝箱入り。

さて、三浦憧れの商品は、いったいどんな品なのか。
開封してみましょう…。
上の画像と大差ないですね…。

セット内容は
 1. 警備隊ベルト
 2. ウルトラアイ
 3. ウルトラガン
 4. 腕時計

の4点セットが銀紙の台紙に
セロテープとホチキス(!)で留められています。
ベルトは斜め部分もあり、そこには穴も
あいていてなかなかですが、セット品の
最大の欠点もあり…何と、斜めベルトの
せいでガンホルスターがベルトに装着
できない…。って、おいおいっ!
もちっと考えて商品作って欲しかった…。
バックルは取り外し容易。
ダンからセブンへ変身する変わり絵です。
バックルの成型色は赤もあります。
ウルトラアイはいわゆるセル面。
遊び倒して、まず紐が外れ、本体も
バキバキに割れてしまったことでした。
私はこいつへの思い入れのせいで、
現在発売されてるウルトラアイには
手を出せません…。
これが、ベルトに通すことのできないホルスター。
もちろん、通すための穴はあいてるので、ベルトの
斜め部分ごと、ムリヤリ通せば収まりますけど。

画像の品は、ウルトラセブンロゴや飾りホックが
ちょっと緑青化してフケてます。



(ここでホックを外し、おもむろにガンを抜く…)
先端がラッパ!の
 ウルトラガンだっ!

  玉5個つき。
この銃はいわゆる「空気銃」で、銃身のレバーを引いてポリ球をセット。トリガーを引くと
『パンッ!』と、かなり大きな炸裂音がして、勢い良く玉が飛び出します。これ、けっこう
危ないんじゃ、と思いましたが、実際に自らの手に至近距離で発射しても、ポリ球(それ
ほど軟らかい物でもないんですが)のせいか、たいして痛くはない。これならウチの息子
にも、安心して与えられ…ブルブルブルッ(首振り)!もちろんお父さん専用。
オマケの時計。ま、これは愛嬌。
元ページにも書いたけど、ウルトラ警備隊は
左手首にビデオシーバー、右手首に腕時計
をしてるので真似しましょう。
検索サイト等から、直接こちらのページを
ご覧になった方、←からTOPページへどうぞ!
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ちなみに、このセットのバックル部分は
単体でも商品になっていた可能性があり、
左の誌面画像は、講談社「たのしい幼稚園」
昭和43年9月号のもの。絵で表現されてますが
次号10月号では、小さいながら実物写真が
掲載され、まさにウルトラ警備隊セット用の
バックルに他なりません。
一般販売もされていたのでしょうか?

 
左は前述の
ベルトのバックルが
赤い成型色のもの。
この商品、ヘッダーや
袋の状態悪いですが
ホルスターに付いてる
"ウルトラセブン"ロゴ
のフケがなく綺麗です。

右はヘッダーに
ウルトラマンタイプを
付けてしまった
イレギュラー品。
中身は同じです。