ごあいさつ


 はじめまして。ウルトラセブンVintage
 編者の三浦と申します。
 このたびは当サイトに遊びにきてくださり、
 また、こんな所までお越しいただき、誠に
 ありがとうございます。
 
 ウルトラセブンVintage、お楽しみ頂けた
 でしょうか。

 以下、自己紹介させていただきます。
<編者プロフィール>

 昭和40年2月生まれ。東京出身・現在住。既婚・2児の父。
 ウルトラセブン本放映にギリギリ間に合ったクチで、セブンとの関わりは、
 物心ついて一番古い記憶から始まります。再放送の記憶でない所以は
 タケダのアイキャッチの後、「セブンが始まる!!」という感覚を覚えていた
 ため。以来、当サイト立ち上げ2002年現在までの30数年間、セブンは
 常に私の傍らに寄り添っていてくれています。


<ウルトラセブンへの想い>

 前述のように、わたしにとってのセブンは、狂信的に望むアイドルでは
 なく、当然のように私の横にいる親友です。

 私の世代は、第1次怪獣ブームから始まり、子供向けのブームという
 ブームにさらされ続けてきました。
 幼稚園時代には「巨人の星」を代表とするスポ根アニメや、妖怪モノ、
 小学校に上がると同時に「帰ってきたウルトラマン」と「仮面ライダー」
 が始まり、変身モノが下火になりかけた年頃には「マジンガーZ」が、
 更に高学年になるとスーパーカーブーム、「宇宙戦艦ヤマト」ブームが、
 次々と、ちょうど私達の世代を狙うかのようにやって来ました。
 私も次々とそのブームの当事者となりましたが、ウルトラセブンを忘れる
 ことはありませんでした。

 中学生の頃に「ファンコレNo.2」出会ったことが、私の人生にとって、
 大きな曲がり角でした。「ウルトラセブンって、そんなにすばらしい作品
 だったのか…」。再びセブンに惚れ直しました。

 でも、ちょっと寄り道だったかもしれません。私は作品としてのセブンが
 好きだったわけではありません。もちろん、それが背景になっていたの
 は当然ですが、私の好きだったのは「セブンその人」に他なりません。
 それに気づいたのは30代に入ってからでしょうか。

 切通理作氏の著書、「怪獣使いと少年」というエッセイの「文庫版の
 ためのあとがき」で、単行本から7年が経過したある日のこと、
 ウルトラファイトのLDを呆けて見ていた筆者に、奥様が「あなたは
 ウルトラマンとかに歴史とか社会問題が投影されているから評価して
 いたんじゃなかったの?」と言及されるシーンには、苦笑いしている筆者
 の余裕を持った表情が浮かび、非常に共感するものがありました。

 作品として捉えるなら、私はウルトラマンガイアや仮面ライダークウガ
 の方が上、と思います。異論はあるでしょうが、時代的なことを考えず、
 同じ時代に存在した作品であったとしら、私の意見に同調してくださる
 方は多いんじゃないでしょうか。でも、私はセブンが好きなんです。

 私のセブンに対する想い入れは、編者のページにて「ウルトラセブン
 について その1」と題した論評をご覧いただけると嬉しいです。
 「こんなファンもいるんだな」という、セブンについて書かれたものと
 しては一風変わった、ヘンな論評です。


<編者のコレクション暦>

 子供の頃に持っていた物はほとんどど捨てられ、僅かに残っていたのは
 5円引きブロマイドのみでした。

 1980年頃、特撮ファン初の大きな集い「ウル祭」にて、ブルマァクのソフビ
 セブン(大)を運良く再入手できたのがコレクションの始まり。

  1年後位からショップを廻り始め、1〜2年ほどコレクションを続けました。

 当時まだショップも怪獣系への力の入れ方はそれほどでもなく、貧乏な
 私でも、足しげく通うことで楽しくコレクションができたのですが、徐々に
 価格が高騰すると、ショップの品揃えも豊富となり、後からきたコレクター
 でも、「お金さえあれば、すぐにイッパシのコレクターになれる」時代が来
 ました。と同時に私自身、懐かしさと、セブンに対する愛情から始まった
 コレクションに対してプレミア度に惹かれる心が芽生え、そんな自分にも
 嫌気を感じて撤退してしまったのです。
 ですから当サイト掲載品のほとんどは当時集めた商品です。

 では何故再び帰ってきてしまったのか?始まりは息子に買ってやった、
 バンダイ食玩「ハイパー…」のウルトラマンガイアでした。その素晴らしい
 造型に目を見張り、ウルトラセブンが出るや、すぐに「自分用」に購入。
 その後、2つしかGETできなかった同シリーズの「ダン隊員」を求めて、
 ヤフーオークションを見てしまったのが運の尽き。昔欲しかった商品が、
 出品されているじゃないですか。特に、日用品のたぐいに愛着を感じ、
 それらはソフビなどに比べ、まだまだ一般市民にも何とか手の届く価格
 で落札されており、私もハマってしまった次第です。

 当サイトの資料を得るため、有名ショップにも久々に行ってみましたが、
 私には場違い、分不相応を思い知らされました。

 昔、当時「バットマン」という名称だったショップのオーナーが、「いつか、
 『三浦さんのコレクションを、まとめて200万で売って下さい』なんて言わ
 れ時代がくるよ」なんて言われ、笑い飛ばしてましたが、ショップ価格で
 言うなら、それ以上の時代になったかもしれません。あのままコレクター
 を続けていたなら、今頃かなりコアなコレクターになれたでしょう。でも、
 きっと今の幸せは掴めなかったに違いありません。

 貧乏な私は、今もオークションのみで、細々とコレクションを続けています。


<ホームページについて>

 もともと、会社のホームページを自分で作り直すための勉強として始めた
 制作でしたが、いつしか本来の目的そっちのけで半年近くが経過してし
 まいました。
 いい加減にスタートしたものですから、トップページ写真でさえ、「昭和の
 怪獣館」さんへの協力用に撮影したものを流用するなど、でっちあげ的に
 制作を進めてしまいました。
 資料画像も、ほとんどがフォトエディターでの処理に頼った結果、あまり美
 しくない画像が多くなり、非常に悔やんでいますが、やり直す気力もあり
 ません…(いつかは、何とかしたい…)。
 制作初期にPCのハードが壊れ、完了ひと月前にはデジカメまでが壊れて
 それぞれ3週間の入院を余儀なくされるなど、障害も多々ありました。
 私、実は自宅にはPCを所有している訳でなく、会社で暇な時間を利用し
 制作しておりましたゆえ、なんとかこうして皆様にお披露目ができたのは、
 ひとえに会社同僚の暖かい目と、協力の皆様のおかげと感謝しています。
 この場をお借りしてお礼申し上げたいと存じます。