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バンダイ

   ウルトラホーク 1号/2号/3号/マグマライザー 秘密基地
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バンダイは、70年代に入ってからキャラクタープラモ事業に参入しました。
このプラモたちも「マスコミシリーズ」のシリーズNo.を持っています。
既に「帰ってきたウルトラマン」放映が始まっていたにも関わらず、新規に
セブンのキャラクター商品を開発したのは、後発の弱みで版権料金の安い
旧作品を選んだのもさることながら、まだまだウルトラセブンが商品として
「売れる」と判断してのことに違いありません。この時代、まだ一歩先を行く
ブルマァクでさえ、次々とセブンの新作プラモを発売していたのですから。
加えて、倒産したイマイから買い取ったサンダーバードプラモの影響として
「秘密基地」のアイディアが浮かんだのは必然だったかもしれませんね。
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← 箱横に掲載されている、組み立て完成写真
     ↓ 商品に封入されているチラシ
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中でも、やはり特筆すべきは1号秘密基地のギミックでしょう。
劇中の二子山ではなく、ビル型の基地(メトロン星人型?)になってはいますが
建物を開くとエレベーターのカタパルトに乗ったホークがせり上がって来るのです。
機構は単純なだけに、工作好きな自分は子供ごころにも感動したものでした。
残念だったのは、ホーク自体は小さな機体にゼンマイを組み込んじゃったもんだから
ブルマァクの同サイズプラモに比べるとめちゃめちゃプロポーション悪くって(^^;)。

アイスラッガーの台座に乗った飛行ポーズのミニチュアセブンのオマケは嬉しい。

4基地を連結させる構想図も封入されていましたが、計画倒れになったようです。
各、600円。

ホークたちは単体でスピンオフされます(下記参照)が、基地の部分も
2号基地を除き、1号がグレンダイザー、3号がバリブルーン(ゴレンジャー)、
マグマライザーがゴッドバード(ライディーン)の秘密基地として流用されました。

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ウルトラホーク 1号/2号/3号/マグマライザー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
秘密基地シリーズからスピンオフされた単体プラモデル。
各ゼンマイ動力で走ります。ミサイルなどのギミックはありませんが、
そのかわり単体モデルにも飛行セブンのミニフィギュアが付いてきました。
箱絵は、秘密基地用のイラストを切った貼ったで改修したものを使用。
各200円。
画像は箱絵はすべて1999年の再販版(このときはゼンマイなしで700円!)
なので、バンダイマークのデザインや位置が異なります。
完成品は、セブンと2号は基地プラモ封入のもの、1・3号は1979年の再販版、
マグマライザーのみゼンマイなしの1999年版です。型は基本変わらずです。
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こちらが70年当時のオリジナル箱。

バンダイのマークが、いわゆる
バンザイマークで、左に位置します。

箱サイズも、縦横は ほぼ同じですが
厚み(高さ・深さ)が 復刻版の4.5cm
に対して3.5cmと薄いのが特徴です。

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