plastic toy

プラトイ
   
1. トイマーク/タカトク

  まずは、トイマークブランドの商品からご紹介して参りましょう♪
  

はじめに↑{トイマーク製品に記された円谷英二のコメント}より、以下

ファンのみなさまへ

  いつも励ましの手紙とご声援ありがとう。みなさんに応える為に,私もますます元気
 に新らしい夢を追いかけています。

  エッ?「夢を追いかける…」だって? そうです。丁度・昔の人が,空を飛ぶことを
 夢見たように,今の私も,みなさんが アッと驚くような素晴らしい特撮映画をつくろう
 といっしょうけんめいなのです。

  みなさんもいろいろな夢をおもちでしょう。大きな夢,小さな夢。限りない未来に向っ
 てどんなとっぴょうしな夢でもいいのです。夢だなんて決して馬鹿にしてはいけませんよ
  空を飛ぶことも,水の中を潜ることもみんな最初は夢でしかなかったのですから……。
 さあみなさんも私といっしょに新らしい夢をおいかけてみませんか?

 (C)円谷プロ 円 谷 英 二 (※仮名づかい、記号、改行など、すべて原文のまま)

ブランド名、トイマーク。会社の正式名称を『松代玩具』と言います。

トイマークのウルトラセブンシリーズは、その美しい造形と仕上げに、電動ギミックが
奢られ、セブン最終回にも出演し、御大・円谷英二氏のサインとコメントまで与えられ
ウルトラセブンプラトーイの頂点に立つ商品と申し上げても過言ではないでしょう。
  <トイマークのウルトラセブンシリーズ、初期の商品構成は以下画像の通りです>
  

トイマーク ウルトラホーク1号 ノンストップアクション
    
  全長 : 270mm、全幅 : 150mm、全高 : 65mm(ユニット含100mm)
  電動、単3電池2本使用(付)。当時定価750円。

  壁に触れると向きを変え、噴射口を赤く点滅させてノンストップで走ります。
  動きは滑らか。ウルトラセブン本編最終回に出演したホーク1号です。
明灰色(一部は青みがかった銀)で成型されたプラスティック製ボディを
明るいメタリックブルーで上吹き、くるみ塗装が施されています。
落ち着いた色合いで、非常に高級感あふれる質感に仕上げられています。
2,3号のリアルさと比べ、スケール感では1歩譲るものの、ホーク1号の
旗艦たる堂々としたデザインを損なうことなくまとめあげられています。
ガンマ号後部からベータ号へ繋がる絞り込みが、他メーカー品で見られ
がちな大味感を払拭。尾翼の「1」マークは蒸着(メッキ)塗装で表現され、
まさにシンボルとして輝いています。
外箱の一部を立て、ショーケースとしての機能さえ
合わせ持つ化粧箱。内箱は絵(ナースとの戦闘)で
彩られ、まるでジオラマセットです。シリーズ商品の
中でも、この1号のみに与えられた豪華な梱包です。

トイマーク ウルトラホーク1号 アップダウンアクション
○  当時価格および価格商品サイズは(ユニットも含め)ノンストップと同じ。

スイッチレバーを後ろに倒すと前進、1輪の前タイヤはステアリングします。
レバーを前に倒すと機種を上下させ、最上位置で噴射口を光らせます。

ノンストップ同様、灰色成型にメタリックブルーの上吹き塗装が施された
とても上品な仕上がりです。
○  左は当時の「週間 少年マガジン」懸賞ページに
掲載された写真(単色)に彩色を施したもの。
1〜3号、ポインターが掲載されていますが、
試作の木型写真のためか、ウルトラホーク各機は
各部の造形が実際の商品と異なります。
    
○  1号の箱比較。
上がノンストップアクション、
下がアップダウンアクション。
横窓から覗く美しい機体が、子どもの心を
捉えて離さなかったことでしょう。
カッコイイなぁ。。

トイマーク ウルトラホーク2号 ノンストップアクション
   全長 : 310mm、全幅 : 90mm、全高 : 85mm(ユニット含105mm)
   電動、単3電池2本使用(付)、付属シール有。当時定価750円。
   ギミック等、ホーク1号に準じます。
 ○ こちらもTV出演したプラトイ。ギミックや、くるみ塗装など、仕様は1号と同様です。
2号の商品自体が少ないため貴重な商品でもありますが、シャープで美しい造形
は、他の追随を許さない魅力的な逸品です。
 ○
  ○ ホーク2号には、何故か金色バージョンが
存在します。しかもこれは成型色ではなく、
クリーム色の成型ボディにくるみ塗装が
施されたもの。ブルマァクポインターSTの
「マグマライザー用成型材流用」の例とも
事情は異なり、文字通り、異色な2号です。

トイマーク ウルトラホーク2号 アップダウンアクション
  ○ 当時価格および商品サイズは(ユニットも含め)ノンストップと同じ。
画像はありませんが金色ボディのアップダウン2号も存在します。
ギミックは<ホーク1号アップダウンアクション>に準じます。


トイマーク ウルトラホーク3号 ノンストップアクション
 ○ 全長 : 225mm、全幅 :1350mm、全高 : ユニット含125mm
電動、単3電池2本使用(付)、。当時定価750円。
ギミック等、ホーク1・2号に準じます。ホーク3号ノンストップは
セブン最終回にてアキオ少年が手にして遊んでいる玩具で、
噴射口を光らせながら、劇中、最も目立ったオモチャでしたね。
 ○
 ○
ノンストップ・ホーク3号は,、ボディラインの
シールが黒のバリエーションもあります。
2号同様、60年代の商品とは思えないハードディテールを持つ商品で、メタリック塗装を
施された機体は、数あるホーク3号商品の中でも、最も美しい商品と言えるでしょう。

トイマーク ウルトラホーク3号 アップダウンアクション
スクランブル発進!!
   当時価格および商品サイズは(ユニットも含め)ノンストップと同じ。
   ボディラインシールは赤黒のバージョン違いがあります。
   ギミックは<ホーク1・2号アップダウンアクション>に準じます。

トイマーク 's ウルトラホーク
3機揃い踏み!!

実際にはウルトラセブン本編で
このように3機揃って出撃する
場面はありません。

夢の競演を再現してみました。
トイマークの電動アクションは、マイコンでも内臓しているかのような
繊細で滑らかな動きを見せ、とても60年代の玩具には思えません。

動作音は意識的(?)に変えられており、説明書き(上画像参照)によれば
ノンストップは「エンジン音がします」、アップダウンは「キィーンと音を出します」
と記載がされています。どちらも凄い騒音(!)で、夜、こっそり遊んでいたら
嫁さんにたいそう怒られました(^^;)。

 難解な構造は、いざ修理となると困ります。
 特にスイッチ部分。レバーが折れ易いばかりでなく
 スイッチ構造事態がデリケートで、もし壊れていたら
 現状回復はお手上げとなるのではでしょうか。
 動力部分の修理も、金属ケースの開梱が前提となる
 ため、厳しいです。

イマーク ウルトラ ポインター号 リモートコントロールアクション
全長 : 260mm、全幅 : 100mm、全高 : 70mm
電動、単1電池2本使用(付)。当時定価1,260円。有線のリモコンで
前後左右に操縦することができます。リモコンは着脱が可能です。
全体のフォルムは、リアルさにおいてブルマァクのポインター(大)等に一歩
譲りますが、細部の造形は非常に凝った造りを見せています。もしかしたら
撮影用ミニチュアを造形モデルにしているのかもしれません。ボディカラーは
ウルトラホークより暗いトーンのブルーグレイメタリックでくるみ塗装が施され
メッキパーツの多用と合わせ、美しく重厚な雰囲気を醸し出しています。
ホイールデザインは
実車と異なります。
ホイール周囲の白い
ラインも再現!
後部下部に
リモコンの
コネクターが
設置されて
います。
前後の『TDF PO-1』のみ透明シールで再現。ウィンドシールドはスモークです。
サイドモールの再現、リアサイドパネルの上下分割、および上端の段差、リアの窓枠、
オーバーフェンダーの段差などなど、その造り込みにはトイマーク職人のこだわりが
感じられます。
リモコンポインターのシャーシユニット。
駆動用と操舵用に2個のモーターが搭載されています。
着脱式のリモコンコネクターを外すと、後輪の駆動ギア
がモーターギアから開放されてフリーとなり、滑らかな
コロガシ走行を可能にしています。この辺も凝ってます。
それにしても当時定価1,260円とは…。マルザンの電動ブリキセブンでさえ、当時価格
は1,000〜1,050円(地域により異なる)であることを考えると非常に高価な商品です。
当時これを買ってもらうことのできた子はすっごいお金持ち?…幸せ者ですね〜。

トイマーク ウルトラ ポインター号 ノンストップアクション
全長 : 260mm、全幅 : 100mm、全高 : 70mm(73mm)。
電動、単2電池2本使用(付)。当時定価750円。
動きはホークのノンストップと同様ですが、その形状ゆえ、
当然ギミックユニットは異なります。ホイールを含む、この
ギミックシャーシは他の車にも流用され、説明書きには
イラストまでポインターの絵が使われています(^^;)。
 (※右、トイマーク社製ムスタング箱絵の画像参照)
この車も凄い。ボンネットや、
サイドウィンドゥまで開閉します。
手前:リモコン、

奥がノンストップ。
前輪が浮いてます。

トイマーク ウルトラホーク ノックダウンシリーズ
ノックダウンシリーズは
新たに電動プラトーイの
下位商品群として企画
したもので、フリクション
(はずみ車)の動力が
組み込まれました。
求め易い価格になって
パパママにも好評(^^:)。
簡易組み立て式なのも
嬉しいかも。
ブリスターの包装を纏った
鮮やかなブルーのボディ
は、子どもたちの目にも
新鮮に映ったのではない
でしょうか。
電動シリーズの金型を流用し、スイッチ用の開口部を埋めて機体色をブルーに変更。
1号は、透明パーツや装飾シールの色も変更されています。
2号は電動タイプの売れ行きが悪かったのか、塗装も施された電動タイプのボディが
使われ、ロケット部のシール色のみが変更されています。
3号については、最初に入手したモノが噴射口が欠品しており、1号から想像するに
透明パーツは黄色だろうと考え、黄色の複製パーツを自作して掲載しておりましたが
実は赤でした…ごめんなさい(汗)。
赤いボディのフリクションユニットも鮮やかなウルトラホークたちですね。
さて、ノックダウンの2号も
ブリスター入りの死蔵品が
手に入ったのでご紹介♪

後にタカトク(フリクション
タイプ)の台紙のメインを
飾ることになるダンの
イラストが超カッコイイ!

本体は、やはり彩色され
スイッチ穴もふさがれていな
い電動タイプボディそのまま
を流用しているようです。
前出の2号は、サブロケット
のラインが黄色でしたが、
こちらは電動と同じ赤。

フリクションBOXは、自分で
取り付け。作る楽しみも!
右下画像のようなマイナス
ドライバー付きで親切〜♪
(ちなみに他の部分はプラス
のネジが使用されています。)


 さて、つづいてタカトク商品のご紹介に続きますが その前に…
 タカトクとトイマークの関係について。

 実はこれからご紹介するタカトク商品は、トイマーク商品にそっくりなモノばかり。
 プラトイ以外の商品でも、両社の製品は台紙や箱に描かれたイラストが共通する
 ものが非常に多いことが知られています。
      (例えば左2点。反転させてますが、同じイラストです。)
 これは
 同時期、倒産したマルサンからブルマァクにソフビやプラモの金型が引き継がれたり
 イマイが倒産しかけて、バンダイがサンダーバードのプラモデル金型を引き継いだり…
 で、同じようにトイマーク(松代玩具)倒産後、タカトクが・・・ではないのです。

 もともとタカトクの正式名称は『高徳商事』。玩具を取り扱う『商事会社』なんです。
 商事会社、というものは 自分で商品を生産して販売するということはありません。
 あくまで流通そのものでお金を産み出すのが商売です。
 つまり・・・販売網やブランドがタカトクとなっても、このページで紹介する商品群は
 実はすべて松代玩具(=トイマーク)が作っていたウルトラメカだったのです。

 では、引き続き 松代玩具製、タカトクブランドの商品をご覧ください!

タカトク ウルトラホーク アップダウンアクション
あれ?
何や、さっきのと変わらへんやないかい!

…って?

だから言うたやないですか,
そっくりさんばかりやて。
ほとんど同んなじもんなんですよ(^^;)。
…ま、実はちょと違うんですけどね。
 ホーク1号は、手前がトイマークで奥がタカトク。
 ホーク2号は奥がトイマークで手前がタカトク。
 ホーク3号は右端がタカトク。…わかりますか?
 トイマークは銀の成型色ボディに青味がかった
 シルバーで塗装仕上げが施されているんです。
 タカトク版では成型色のまま。

 ギミックも、よぉ〜く見ると微妙〜に異なります。
 塗装仕上げはなくても、シャープな
 造形や化粧箱の美しさは健在です。
 タカトクの電動ウルトラホークは、
 アップダウンシリーズのみを再販。


 …で、

  (汗)
 詳細は未確認なんですが、
 これもタカトク製なんではない
 かなぁ〜。
 シールの配色ばかりか、
 ウィンドシールドの成型色も
 トイマーク版とは異なっていて
 塗装仕上げもしてない、そんな
 リモコンポインターなんですが…。


タカトク フリクション ウルトラホーク1号
タカトクのウルトラホークというと、この純白ボディの印象が強いですね。
ちょっとチープで派手なカラーリングに目を奪われてしまいますが、この
商品のボディは、トイマークと同じ金型から生まれたもの。こうまで色が
違うと、全く印象が異なりますね。
トイマークの遺伝子を受け継いだ台紙もとてもステキな商品です。

タカトク フリクション ウルトラホーク2号
ロケット噴射口は透明ですが、
火花などでの発光はありません。
フリクションユニット部は、色だけでなく
形状も、トイマークのモノとは全く異なる
シャーシになりましたが、新造の甲斐なく
動作はかんばしくありません(^^;)。

タカトク フリクション ウルトラホーク3号

3号のみ、シール配色が赤・水・紺と
3種類の存在が確認されています。

中央の3号は、成型色もクリーム色
ですが、死蔵品での発見当初は
白でした。日焼けさせてはいないので
素材が経時変化で変色したようです。

  


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